薄毛・抜け毛にお悩みの方にオススメの食材は牡蠣です。
育毛と牡蠣の関係について解説しますね^^
育毛効果が期待できる栄養
牡蠣に多く含まれる栄養の一覧です。
- 亜鉛
- 鉄
- タウリン
- グリコーゲン
- ビタミンB群
亜鉛
髪の毛はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。
肉や魚でタンパク質を摂取すると、アミノ酸に分解されます。
その後、ケラチンが再合成されます。
この分解と再合成に必要なのが亜鉛です。
牡蠣の亜鉛配合量は、他の食材と比べても圧倒的に多いです。
インスタント食品をよく食べる人は亜鉛不足になりやすいです。
薄毛・抜け毛対策のために、なるべく意識して摂取しましょう。
鉄
育毛といえば頭皮の血行を良くすること。
鉄分が不足すると、血液は酸素を運ぶのが難しくなります。
抜け毛対策にはもちろん、貧血気味の方にもオススメの成分です。
タウリン
タウリンはアミノ酸の一種です。
牡蠣やタコなどの海産物に多く含まれています。
タウリンはIGF-1を増加させると言われています。
IGF-1は薄毛・抜け毛対策において話題の成分です。
IGF-1には毛母細胞を刺激する、育毛効果があります。
毛母細胞の活発性が失われている方は、IGF-1で毛母細胞を刺激しましょう。
グリコーゲン
グリコーゲンには疲労回復効果があります。
肝臓や筋肉に貯蔵されていて、グリコーゲンの量が減ると肝臓に元気がなくなります。
肝臓は腸で分解されたタンパク質を再合成してくれます。
髪の毛はタンパク質で構成されているので、肝臓の働きも重要なのです。
ビタミンB群
ビタミンB群には細胞の生成を助けたり、頭皮の環境を維持する働きがあります。
細胞を若く保つためにも、摂取したいビタミンです。
ビタミンB群は8種類ありますが、バランスよく摂取すると効率が良くなります。
牡蠣とレモンの相性
生牡蠣にもカキフライにもレモンがついています。
臭みや油っこさを消す効果もありますが、栄養的にも相性の良い組み合わせなのです。
レモンに含まれるビタミンCやクエン酸は、亜鉛を包む働きがあります。
この働きが、亜鉛の吸収率を大きく高めます。
じつは亜鉛は、摂取しても半分以上は吸収されないという、非常に効率の悪い栄養素です。
食物繊維や食品添加物が吸収を阻害することが大きな原因です。
そのためクレン酸などで亜鉛を守ると、吸収率が良くなります。
せっかく摂った亜鉛を活かすためにも、レモンと一緒に食べることをオススメします。
その他の牡蠣の特徴
一般的に牡蠣の旬は“秋~冬”とされています。
夏は産卵にエネルギーを使うので、身が痩せて、菌の繁殖も増えます。
5月(May)や6月(June)といった「”R”がつかない月の牡蠣は食べるな」という言葉もあります。
ただし、これらは真牡蠣の話です。
岩牡蠣は逆で、“夏”が旬の牡蠣です。
1年通して牡蠣を食べられる店があるのも、真牡蠣と岩牡蠣をうまく使い分けているからでしょう。
もう1つ、牡蠣といえば”食中毒”が気になります。
体調が悪い時は中りやすいです。特に生食は控えましょう。
育毛以外のメリット
- 貧血防止
- 精力アップ
- 免疫力向上
- 美肌効果
- 味覚障害の予防
栄養バランスがよく、【海のミルク】【海の完全食品】と呼ばれるだけのことはあります。
薄毛・抜け毛対策にもオススメですが、
「最近、元気がないなぁ…」と思ったら、牡蠣を食べてみてはいかがでしょうか?
まとめ
好き嫌いの分かれる牡蠣ですが、育毛を意識するならオススメの食材です。
牡蠣が苦手な方も、
「生牡蠣は無理でもカキフライなら…」
というチャレンジ精神で、食べてみてくださいね^^